生後100日で行うお食い初め。
その日数のために、百日祝いなんて言われていますよね。
そんなお食い初めの儀式なのですが、関東と関西でメニューややり方が違うという情報があるんです。
関東と関西ではやはり文化が違いますからね、それぞれ特徴があっても不思議ではないですよね。
ということで今回は
お食い初めのやり方は関東と関西で違う?
お食い初めのメニューの変わり者!
我が家の場合
の3本立てでお送りしますよ。
お食い初めのやり方は関東と関西で違う?
お食い初めのやり方ですが、関東と関西では多少異なるのが事実です。
特にメニューに違いが出ることが多いのですが、そちらは後ほど紹介しますよ。
メニュー以外の違いと言いますと、使う食器や行う時期が多いようです。
食器と言うと正式には漆器を使うのですが、男の子は内外ともに朱塗り、女の子は内側が朱塗り外側が黒塗りが一般的ですね。
地域によっては逆であったり、漆器ではなく素焼きの器を使うところもあるんです。
焼き物が名産の地域などは素焼きだったりしそうですよね。
京都では生後100日ではなく、120日を過ぎてから行うケースもあるらしいですよ。
こちらは「食い延ばし」と言われて、儀式を伸ばすことによって長寿を願う理由があるんです。
他にも地域ごとに違いがあるので、昔からの家柄の方は1度両親や祖父母に相談してから行う方が無難かと思いますよ。
お食い初めのメニューの変わり者!
お食い初めメニューの変わり者ですが、やはりタコではないでしょうか?
関東と関西の違い、ということで一般的なのはこのタコがあるかないかだと思います。
関東圏では一般的に「歯固めの石」として、本物の石を用意するんですよね。
石のように固い歯が生えてくるように、という願掛けなのですが…地域によっては石ではなく固い食材を使うんです。
そのため関西ではタコを使うケースが多く、これには「タコ=多幸」をかけているそうです。
吸盤が綺麗に並んでいるために、歯並びが良くなるなんて意味もあるそうですよ。
他にも栗やクルミをつかう地域もありますね。
あとはまたまた京都ですが、主菜である鯛の尾頭付が違う魚なんです。
ホウボウというカサゴの仲間である魚を使う地域があるそうで、漢字で「金頭」と書くことから縁起物と言われているそうです。
ですが、「金頭」はカナガシラという別の魚なんですけどね。笑
カナガシラとホウボウは非常によく似た魚でして、区別なく使用している地域も多いんです。
どちらも美味しい魚ですし、見た目だけでなく調理法なども似ているので問題ないのでしょうね。
ちなみに長崎ではカナガシラを節分に食べる習慣があるそうで、やはり非常に縁起の良い魚とされていますよ。
我が家の場合
我が家の場合ですが、お食い初めはやりませんでした。
理由などは他の記事を見て頂くとして、地域性による違いについて考えてみたいと思います。
我が家は父ちゃんも母ちゃんも地元が関東の同じ県なんですね。
そう考えると、特にお食い初めのやり方で違いに驚いたり揉めたりというのはなかったでしょう。
やはり関東と関西の人で結婚したりすると、そういった習慣などが違って大変だなぁと思います。
ですがそれが面白かったりもするのでしょうけどね。
まとめ
はい、今回のまとめです。
お食い初めのやり方は関東と関西で…違う点がある
お食い初めのメニューの変わり者…歯固めが石かタコか
今回はひとまとめに「関東」や「関西」というくくりで紹介したり、「京都」なんて名前を出しました。
ですが、もちろん同じ県でも場所によって習慣が違うところはありますので「一般的に」と捉えて下さいね。
正解は無いと言いますか、地域によって異なりますので一般的な知識を入れた上で、お互いの両親などに相談すると良いかと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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